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好きな人を 思い出す夜は

大好きだった 人のことを想ってたくさん たくさん 泣く夜に。 むかし 好きだった 人のこと 「もう 死んでしまった」 なんて すっかり忘れてしまえたらいい。 薄暗い 小さな 森のような 場所を見ると「大好きだった あの人が 歩いてくるんじゃないか」とぼう…

男はひたすら視覚のなかで生きている?

最近仲良くなった人に教えてもらった詩人・文月悠光さんのエッセイがたまげるくらい面白かったのでご紹介します。 一体なんなんだろう。この鋭い感性と表現力は。 女性詩人としてセクハラまがいの言葉を投げかけられる一方で、そのことに対する戸惑いや憤り…

素晴らしい表現者が素晴らしい人格者になり得ない理由。

わたしは能鑑賞が大好きです。 でもこの趣味、同世代で共有できることがあまりない。ちょっと理解するには勉強が必要だし、エンタメとしては渋すぎることが問題なのかなあ…。 なので、能を一緒に観に行ってくれる友人か恋人がほしいと常々思っている。 要す…

朝の目覚め。真っ白な天井をみて、ベッドから降りられないあなたのために。

今年は2016年。わたしは27歳になっている。 同い年の友達が2人死んで一年が経った。 先生と助手さんが死んで五年が経った。 父が死んで十年が経った。 わたしが思い描いていた未来の多くは、彼らがいなくなって永遠に手の届かない幻になって消えた。 それで…

大切な人の笑顔と泣き顔の記憶。

今日は母校である芸大の近くに用事があったので、帰りに夏休みの大学に入ってみた。 人がほとんどいなくて、雨の音が気持ちいい。 わたしは絵画を専攻していたので、いつもいた場所は絵画棟というところだ。 絵画棟には、入ってすぐのところに憩いの場的なベ…

サンローランとうたかたの日々。そして文学青年の先輩の思い出。

今日は、大好きな映画である【SAINT LAURENT 】をみていました。 イヴ・サンローランといえば言わずと知れた20世紀後半の天才デザイナー。 その繊細さゆえに、麻薬に手を出したり愛人を作ったりして、彼はほぼ崩壊していたわけです。 『彼が彼でいるために払…

「投薬治療をするってのは、このクソみたいな世界でどうにか生き抜くために薬物中毒になることなんだ」

最近、ちょっとだけ食べ物を口にしただけなのにグワーっとだるくなってぶっ倒れそうになる。 もしや、これって低血糖症ってやつだろうか? 食べたら食べたで仕事にならないし、かといって食べなければ死ぬので、困っている。 めまい、動機、不整脈、手の震え…

能とロスコの作品は似ている。

西洋美術の歴史のなかでも、偉大な作家として名を残しているマーク・ロスコ。 対して、650年以上の歴史がある日本の伝統芸能・能。 一見すると共通点が見当たらない気がする2つの芸術。 ですがどちらも、かなり濃厚に《死者》の気配がするという意味で似通…

カプーアの作品と《縁側》ってすごく似てる気がした。

わたしはもう7年前から屋外で絵を描く習慣があるんですが、この間、未だかつてなく新鮮な体験をしました。 いま絵を描いている場所には縁側があって、そこから景色を描いてたんです。 で、ある日、雨が急に降ってきて、風も強いから絵は雨に濡れてしなしなに…

テーマとコンセプトの違い、言えますか?

今日は、ひょんなことで繋がった芸大油画一年生の女の子がわたしの家を訪ねてくれた。 久々に若い世代の子から大学の話をきいたのですが、相変わらず 【テーマとコンセプトの違い】 を学生が理解できないままに作品を作ってしまっている。という問題が挙げら…

【「社会」と「普通」ーアートからいちばん遠いところにあった二つの言葉】

鷲田清一さんの新刊、『素手のふるまい アートがさぐる〈未知の社会性〉』。 www.kinokuniya.co.jp まだ序盤しか読んでないけど名著なのは間違いないので、気になった部分を抜粋しておきます。 --------------------(以外抜粋) 「社会」と「普通」は、アート…

暴力を芸術に昇華するという愛情。

世の中には、『特定の誰か』を愛することができない心の持ち主がいる。 そんな人は、他人を暴力で傷つけてしまいそうな自分を恐れていて、どうにか暴力以外でその衝動を押さえ込んで生きている。 それが、例えば絵を描くことだったりする。 --------------- …

『弱者』を多角的に捉えてみる。

『自分の弱さを自分が肯定してしまったらもう生きられない』 という不安に支配されてた時代がようやく終わり、 『別に弱いままでも生きていけるんだ!』 ということに気がつくことができた2016年。 ある意味で、わたしは相当な強さを手に入れたのかもしれな…

『自殺する運命を背負って生まれる人もいる。』わたしを救ってくれた恩師のことば

わたしが高校生になり、芸大を目指しはじめて最初に油絵を教えてくれた先生は牧師の息子でした。 わたしは当時ミッションスクールに通っていたので、たまたま自分の先生がキリスト教徒だと知ってとても驚いた。 いつも飄々とした雰囲気で、愛想笑いはしない…

ポリアモリーって究極の個人主義?

わたしは生家の家族とあまり仲がよくありません。 ただ、仲が良くないだけで悪いわけではない。お互いにお互いの考えや生活には干渉しない、ある意味気楽な関係です。 そこまで『家』に縛られていないので、全体主義で家族の絆を重視する日本にしては珍しい…

【マーク・ロスコの作品と、『赦し合い』の対話】

『私は人間の根源的な感情を表現することにしか興味はありません。悲劇、恍惚、運命といった感情です。 そして、私の絵に向かい合った時に泣き崩れる人々が多くいるという事実からも、私がそのような人間の根源的感情を伝えているのだということがわかります…

【絵を〈描く〉ことも〈見る〉ことも禁じてきた民の〈美術をめぐる静かな闘争〉】

【ユダヤ人と近代美術ー絵を〈描く〉ことも〈見る〉ことも禁じてきた民の〈美術をめぐる静かな闘争〉】 おおう、こんなにも、いまわたしの知りたい内容の本が他にあるだろうか! わたしはずっと、アートを観るときに作家と宗教の関係性を最も気にしています…

なんで『マイノリティ』という言葉をつかうのか。

先日、ポリアモリーを実践している友人にこんなメッセージをもらった。 簡潔にいえば、『自分のことをマイノリティと分類するのに違和感がある』という話。 それはわたしもすごく同意した。 だって、ポリアモリーの性質や関係というのは自分のなかから自然に…

【嫉妬心】が欠如しているわたしの心。

今日は嫉妬心について書いていこうと思います。 主に恋愛に関する嫉妬についてなのですが、実はわたし、ほとんど嫉妬という感情を味わったことなく生きてきました。 ただ、例外として10年ほど前に嫉妬心のようなものを感じる恋愛をしていたのですが、いま思…

女は本能で人を愛し、男は経験でしか人を愛せない。

昨日のわたしのブログ記事を読んだからなのか、夫からこんなレスポンスがきました。 http://www.men-joy.jp/archives/41703 要は、 『女は本能的に人を愛せる生き物だが、男に本能的に備わってるのは性欲であり愛ではない。』 『だけど、男も母親に愛された…

愛の所在

人間にとって、『美』は『生きていていいという承認』なのかもしれない。 ならば『美術』は、『生きることを承認するための術』なのだろうか。 -------------------------- 植物を見ているといつも羨ましい気持ちになる。 ただ与えられた場所で生まれ、ただ…

美容の仕事とマイノリティの関係。

最近、性的マイノリティについて色々と調べ記事を書いているわたし。 だけど、ある日いきなり興味を持ったわけではありません。 わたしがやっている、メイクや小顔矯正の仕事。 この仕事に携わっていると、『マイノリティ』の問題に真正面からぶつかることが…

アウティングされ亡くなった一橋大学の学生について思う。

先週あたりにニュースで話題になった、同性愛者であることを友人に暴露されて亡くなった一橋大学の学生のこと。 先日、亡くなるまでのいきさつや亡くなったあとの大学側の対応などが書かれている記事を見つけました。↓ https://www.buzzfeed.com/kazukiwatan…

自分の倫理に誠実に生きるために。

紹介する動画は、ポリアモリー(同時に複数の人と恋愛関係を築く主義、または性質の人)についての本を執筆した社会学者の深海菊絵さんのインタビュー、対談です。 ポリアモリーと普通の浮気や不倫の違いは、自分の交友関係をパートナーに全て明かし、関わる…

単身赴任の夫に絵のプレゼントを。

何てことはない絵なんですけど、夫と離れて暮らすようになったので彼にプレゼントする絵を描きました。 一枚は鳩の絵で、もう一枚はサソリの絵。 『どっちか一枚選んで持っていってね。もう一枚は私が持ってるから。』 と言ったら、『断然サソリだね!』とい…

強者、弱者、健常者、病人。夫との会話より。

夫の言葉1つ1つに悪意はないとわかっていつつも、それに過剰反応して逐一傷つく自分がめんどうくさい。 どうしてこうも、わたしは言葉のニュアンスひとつで心が闇の方に動いてしまうんだろうなあ。 今日の夫とのラインは、 『いよいよになったらあなたは私…

ご先祖様にごあいさつ。そしてお願いしたこと。

今日はお盆ということで、仕事の合間に池山家(わたしの旧姓)のお墓詣りです。 祖父と父がお墓にいるのですが、これが親不孝なもんで、一人で墓参りくるのは初めてでした。 なので妙にドキドキ…。 ちょうど、お父さんが死ぬ前日に一人ではじめてお見舞いに行…

血の繋がりを重視しない親子愛を考える。

先日、ひっさびさにピル処方してもらってきた。 わたしたち夫婦は結婚5年目。 知り合って10年。3歳になる息子が一人。 お互いのことはすごくよく知っているつもりで過ごしてきた。 でも、先日のポリアモリー的人間関係を築きたいというわたしの願いを打ち明…

ポリアモリー実践者の対談。

ポリアモリーについての素晴らしい対談を見つけたのでリンク。 『自分自身から逃げない生き方』を実践してるひとたちの真摯さに心うたれる。 【2015 11 4 ねとらじ スピリチュアルエロス ゲスト深見菊絵さん】https://youtu.be/8fCMyYQ7Mu8 もう1つは、こっ…

このブログについて

このブログ、『ポリアモリー、倫理、愛について。』の概要を説明します。 1、『ポリアモリー』とは、ノンモノガミー(排他的な一夫一妻制ではない関係)の一種で、関係者全員の合意に基づき、多重的な性愛関係やロマンチックな関係を営むライフスタイル、ま…