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カプーアの作品と《縁側》ってすごく似てる気がした。

わたしはもう7年前から屋外で絵を描く習慣があるんですが、この間、未だかつてなく新鮮な体験をしました。

 

いま絵を描いている場所には縁側があって、そこから景色を描いてたんです。

 

で、ある日、雨が急に降ってきて、風も強いから絵は雨に濡れてしなしなに。

でも、屋根があるからズブ濡れにはならない。

結果、描き続けることができるんです。

今までは、全く屋根のない【完全なる屋外】で描いてたので、雨が強くなるともうお手上げ。

 

途中で引き上げてしまっていました。
(さすがに絵を再起不能にすることは憚れるので…笑。)

 

だからこそ、今回の縁側での経験はかなりの衝撃だったのです。

 

半分屋内、半分屋外、っていう中途半端な場所、縁側。

でも、その半端なもののおかげで、わたしは安全な場所からめまぐるしく変化する自然を観察することができ、また絵として記録することができる。

 

そう気付いたとき、
「縁側を発明した人、サイコーじゃん!」って思った。

 

アーティストってのは、内と外を繋いだり、生と死を繋いだり、この世とあの世をつなぐ触媒みたいな存在。

 

そう考えると、縁側を発明した人は間違いなくアーティストだよなあ。

わたしも、異なる2つの世界を繋ぎ止める芸術家でありたいです。

 

(この経験から、ふとアニッシユ・カプーアのことが思い出されました。

 

彼の作品は、何とも的確に異なる2つの世界を繋いでいて、観ていると禅問答のような深い感覚に陥ります。

 

いま、バスハウスで個展やってるんだよね〜。早く観たい!!)

 

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