人生で一番幸せなとき

 

今日たまたま一緒に食事をした人と

 

「生きててどんなときに幸せだと感じる?」

 

っていう話をした。

 

その人は

 

「セックスしてるときが一番幸せ!」

 

と、何の淀みもなく言い切るので

 

なんだか楽しくて笑ってしまった。

 

 

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セックスが幸せなんて素晴らしい。

 

なんでだろう?気持ちいいということ以外になにか幸せの理由があるとしたらそれは

 

 

「人に受け入れられた」という喜び?

 

「この人に愛されている」という安堵感?

 

 

わたしには分からないなと思って、セックスについては口をつぐんだ。

 

目の前にいるこの人は、

 

他人に受け入れられた喜びと引き換えに失うもののことを考えないんだろうか?

 

わたしはいつも考える。同じ人と何回セックスしてもそうだ、今回わたしは何を失うだろうかと。

 

 

それはあなたに対する

 

 

尊敬

親しみ

子を想うような愛おしさ

触れ合わないからこそ幸せだった「あのかんじ」

別々の人間であることの誇り

2人の関係に終わりはないという確信

「永遠」の感覚。

 

 

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振り返ればわたしはセックスで色々なものを失ってきたんだなあ。

 

得たものより失ったもののほうが大きいのではないか、とか

いやいやそれでも愛しあうことに意味はあったとか、そんな葛藤はもはや消えたけど

 

 

性器と性器が触れ合うときの胸を刺すような苦しさは一体なんなんでしょうね?

 

 

肉体の表面を通して分かるのは

 

「あなたとわたしは永遠に同じにはなれない」

 

っていう

ただその1つの真実だけだ。

 

 

だからわたしはあなたの中に入りたい。

 

あなたの頭のなか

あなたの瞳のなか

あなたの心臓のなか

あなたの首のなか

それからあなたの指と爪の間とか

あなたの夢のなかとかね…。

 

 

セックスを通してあなたの中に入れることはあるんだろうけど

 

そこに至るまでにどれだけの悲しみと痛みと諦めがあるのかなあ。

 

 

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いずれにせよわたしは

 

永遠を感じさせるあなたの

 

まるで獣のような美しい瞳を見つめているときが一番幸せです。